茶草場農法で作られたお茶には「世界農業遺産認定シール」が貼られています。
”世界農業遺産「静岡の茶草場農法」推進協議会”が管理する認定制度で、環境保全の啓発、茶草場農法のお茶のブランド化、茶草場農法の継承などを目的として導入されています。
シールに表示されている”一葉・二葉・三葉”は、茶園面積に対する茶草場の割合を表していて、割合が大きい程、お茶の生産に手間暇がかかっているということが理解できます。
消費者はこのシールの有無で茶草場農法で栽培された茶葉の購入を判断することができます。
このシールは、販売業者が有料で購入し、その売り上げによって推進協議会の活動を支えているんです。しかし、現状はシールの認知度がまだ低く、消費者の購入意欲に繋がっていないのです。そうなると、せっかく茶草場農法のお茶を生産しているのに、シールを貼らないという商品も出てきてしまいます。
茶草場農法のお茶は栽培へのハードルも高く、栽培農家さんも年々減ってきています。農家さんや茶草場農法のお茶を守るためにも、CHA938商品には必ず認定シールを貼って販売をしています。認定シールの認知度を上げて、全国各地、世界中の人たちに、茶草場農法のお茶があるということを知ってほしいです。
※2022年世界お茶祭りに参加し、「世界農業遺産認定シール」の貼られたCHA938シリーズをPR
今後世界農業遺産認定シールの評価が上がれば、今シールを貼っていない問屋や小売店も認定シールを貼れるようになるし、それが茶草場農法の未来を救う事にもなります。
消費者の皆さんにとっても、どれを買うか迷った時は世界農業遺産認定シールのあるお茶を!という風になるよう今後もPRしていきたいと考えております。